ねむけにたえる

連続的でシンクロニシティな日常。

つむじ

つむじが2つある確率は7%らしい。ゲップさせる時、背中をさすりながら2つのうずまきを眺める。すでに首座ってんのか?と思うほどよく動く。のけぞる。おじさんみたいなゲップをするのもまた愛おしい。ちなみに私はつむじが3つあります。

 

4月の半ばに娘が産まれた。直近の健診にて今日産まれてもおかしくないよと言われてから6日後のことだった。カムカムエヴリバディを見届けてからがいいな、夫のどうしても出勤しなきゃいけない日を避けられたらいいなとわがままなことを考えていたらドンピシャ休みの日に産まれてきてくれた。6日間最初の2〜3日は食べ納めだ!とピザ、寿司、焼肉と食べたが臨月の圧迫された胃にはどれも負荷が大きく後半はもうなんもいらん、の気持ちと最悪のタイミングではじまった夫婦喧嘩にぐったりしていた。そんな中、前日朝からはじまった前駆陣痛。10分間隔になったら電話を、と言われていたのだけど規則的になった時にはすでに5〜6分間隔で来ていて話が違うと思った。帰宅した夫にこのままだと喧嘩したまんま産むんですけどいいんすか?とうめきながら伝え仲直りした。まじでその日のうちに解決できないのしんどいからこれを機にあらためてほしい。

もう無理と思った23時頃に入院したが夕飯も食べられておらず水分も摂れずで脱水になりスタミナ不足で陣痛が微弱になったため午前中いっぱい苦しむことになった。あと1時間遅く入院してれば個室代一日とられずに済んだナと今だから言えることを思う。

夜勤の人の見立てだと午前中には産まれるよとのことで夜一度帰宅した夫を明け方に呼び出したが昼の12時を回っても全開大に繋がらなかったため促進剤を使った。コロナ禍での出産だったけど陣痛室→分娩室はずっと一緒にいられたし一番しんどいところを見られたと思うので本当命がけだったの伝わってるかな、と思う。促進剤が効いてきてからはいきみをのがすのが本当しんどくて分娩室に移れたところでようやくいきんで良いのだとちょっと冷静になれた。促進剤を使ったあたりから苦しくて記憶がところどころ飛んでるんだけど、分娩室に流れる謎アロハBGM、どこにこんなにいたんだというくらいわらわら出てきては褒めてくれる助産師さんたち、普段そういう声かけが下手くそな夫の言う「大丈夫だよ〜」「がんばれ〜」の声や仰いでくれる風、手をあげると口元に持ってきてくれるペットボトルなどの情報がようやく頭に届きはじめた。

分娩室についてからは30分で産まれてくれて私のいきみも娘の回旋も上手だった。ありがとうねえ。医療者のくせにいきみ中に目閉じちゃいけないの忘れてて(そして助産師さんも何も言ってくれなかった)翌日から結膜下出血と浮腫でおそろしい顔になったけど無事産まれてきてくれたのでなんでもいい。今までで一番辛かったこと堂々一位となった陣痛。今までで一番嬉しかったこと堂々一位となった出産。

産まれてから10日程経ち、家での生活も少しずつ掴めてきた。出産時の出血が多く貧血になったため人が家に来たり健診に連れて行ったりするとそれだけでぐったりしてしまうけど、2〜3時間おきに授乳があるため娘が寝てるうちにできることをときびきび動くようになったし毎日3食ご飯食べてる。産休中あんなに出来なかったのに。

授乳のためにセパレートの服しか着なくなり産休中ずっと着ていたワンピース+マタニティレギンスがお役御免になったこととか、うつ伏せで眠れることとか、お腹の中にいた時の名前で呼ばなくなったこととか、ふとした瞬間に寂しく思うこともあるけど自分から違う命が生まれてるの本当すげーってなる。お腹の中にいた時から蹴りがすごくて意志を感じるぜと思っていたけど産まれてからも強烈でこの足が私の肋骨を蹴っていた足、、!となる。娘も浮腫みがとれて毎日顔が違う気がして面白い。毎日すくすくだね。

猫たちは1匹以外はまだまだ警戒していて見ようとしない。それぞれのペースと距離感で仲良くなってくれたらいいな。ひとまず一番心配していたご飯ストライキは起こさずにいてくれてるので一安心です。

写真はかわいいつむじちゃん。正面から見ると対流によって頭頂部がキューピーちゃんみたいになります。

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