ねむけにたえる

連続的でシンクロニシティな日常。

なんとかどうにか

家の前にある坂はとても急で、夜勤明けなんて登りきった頃には毛穴という毛穴から汗が噴き出ている。

教習所の時間を間違え、乗り込んだ送迎バスは既に坂下。降りますと声をかけたが届いてなかったのかそのまま100m以上進み、1km弱歩いて帰ることになった。

おりまーす、すみませんおりまーす!と声をかけお礼を言い炎天下の坂下に放り出させた私は(私が悪いんですよ)ひとまず目の前のセブンイレブンに避難する。夏あるあるだと思うんですけど食べたいものとか飲みたいものがわからなくなるじゃないですか。案の定その感覚で、飲みたくはないけど歩いて帰るならアイスコーヒーかアイスカフェラテが合うだろなと思いカフェラテを買い、運良く持ってた日傘をさして小山田壮平の802を聴きながら坂を登った。

車を買ってからどこに行くのも夫が乗っけてこうか?と聞いてくれるのでいいんですか〜と甘えてしまう。通勤の時間もかぶれば乗せてもらうので自転車に乗る機会もぐんと減った。たった1km弱なのにこの道を歩くのはいつぶりだろう。日傘をさせば日差しはやんわりとして風がふわっと吹いて意外と心地よく、壮平の優しい相槌を聴きながら、実はもう真夏のピークは去ってるのではないかと思った。もう?もう過ぎたの?

この半年はなんだったんだろうか。今日もなんとか!今日もどうにか!なんでなんとかどうにか生きてかなきゃならんのだ。もっと堂々としていたい。言い訳したくない。やり過ごしたくない。みんながみんなガチガチだ。いつまで続くんだろう。どこかに終わりがあるんだろうか。生活するってこんなに不安定なことなのかしら。車は中古で88万、治療済みの前歯をセラミックにするには1本7万なのに水菜は100円超えてたら買わない。ミラノ風ドリアでお腹いっぱい幸せなのにサラダつけたりする。

あれー、歩いて帰ったらちょっと気持ちが楽になったって言うブログ書きたかっただけなのに書くにつれてなんでなんでになってしまいせっかく持ち直しかけた気持ちを自らぐちゃぐちゃにしているのに気づきました うえーん 強制終了

 

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空青くて綺麗だな、の気持ちの時に戻りたい