ねむけにたえる

連続的でシンクロニシティな日常。

君と近未来

小説 勝手にふるえてろを読んだ。

中学の学級文庫は校長100選で、私は図書委員だったので月一くらいでもう一人の委員の子と全部ちゃんとあるかのチェックを放課後にしていた。一人がリスト読み上げてもう一人が本の所在確認。なんの本があったかもうあんまり覚えてないけど綿谷りさ蹴りたい背中吉本ばななキッチン、浅田次郎地下鉄に乗ってとかがあったのは覚えてる。よく西の魔女が死んだが無くなった。書いてたら色々思い出した。さくらももこもものかんづめ、坂本達ほった・やった(卒業生だったからサイン入りだった、これもよく無くなった)

本は終わりが来るのが質量が減る分わかりやすくて正直苦手だけど、図書室の雰囲気が好きだった。

海外のティーン向けの小説のコーナーがあってギャルの先輩たちが集団で入ってきて「本とかまじ読まなくない?」って言ってたんだけど、そのうちの一人が「えーそんなことないよ、この辺とかすごい面白い。ね?」って返却BOXから返棚してたら話しかけられたことがある。

みたいなことをばーっと思い出す程綿谷りさを読んでるってだけで中学生に戻った気持ちになった。

 

映画はミュージカル調になったところでうちの夫は仕事ができないを思い出してしまってなんだか萎えちゃいましたが、小説はとても好みでした。

 

 憧れ続けたものは実際に手に入るとどう扱ったら良いのかわからなくなってしまう。近未来は近未来のままで、一定の距離をとっていないといけない。ずっとそこにいておくれよ。