ねむけにたえる

連続的でシンクロニシティな日常。

苗字を仮に田中とします

 

すぐ一人称苗字にしちゃうからいやお前◯◯だろ、ってなるだろけど。

 

うちの家系は変な人が多くて類友で周りも変な人が多いんだけど、離婚したパパの唯一の友達圭介さんはパパと同じくギャンブラーでアル中で子供や奥さんに暴力や暴言をふるう人でした。そんなに頻繁ではなかったけど、ちっちゃい頃は家族ぐるみで会ったりもしてて最後に会ったのは私が小学校中学年?くらいの時?

あの時ママはお着物教室に通ってたな。お花見をしようってなって、圭介さんちの家族がうちの方まで来てくれて。パパが自転車ガニ股で漕いでるのがすごいおかしかったの覚えている。

 

結局酔っ払ってパパと圭介さんはどこかに行ってしまって、奥さんは子供たち連れて帰って行ったわけだけど。

当時は圭介さんがそういう人だってのは知らなくて、でも当時からそういう人で奥さんは泣いて子供に手が出ないように守っていたみたいなんだけど、その時の決まり文句が「田中んところの方がひどいわ!」だったらしく、うちどんな家庭だよと。笑

 

それからまもなくして圭介さんち離婚したらしいよ、とママから聞いてそれっきり。もう10年くらい会ってなかったんだけど、何年か前にLINEのアドレス帳からの追加をきっかけにママと圭介さんの元奥さんが連絡とれてママだけ会いにいくことになったのよね。その段階で息子が引きこもりになっちゃってるらしいけど超イケメンになっててしかも普通にフレンドリーだったって話だけ聞いてて。

なんで引きこもりかとか知らなかったんだけど今日ママとご飯食べながらその話になって、そしたら過去にテレビの密着みたいなのに取り上げられててそれがネットで文字起こしされてて。息子くんの引きこもりに至るまでの経緯とか自分の中の圭介さん的な部分が出てしまっていることへの葛藤とかが語られていて、なんか生き別れた兄弟くらいの気持ちになってしまって。

 

文章ぐちゃぐちゃですね、ここまで書くのにこんなに。

 

生活背景や遺伝というものは本当に色濃くて、反面教師にできればよかったんだろうけどそうもいかない部分は多々あるのです。

吐き気のするあの顔を大事な人の中に見て、です。

家族の輪はぐるぐるまわる、です。

感情を対他人にぶつけなくても 漏らさず済んでも、自分の中に沸いてくるものは明らかにパパやママやおじいちゃんのソレで。

私の場合、21歳になるまでそれを処理するでもなく(時に爆発させながら)放置してここまで来てしまったので ちょっと開き直ってママに接していられる部分もあるんですが、彼は今どうしているんだろう。

会ってみたいな、話したいな。そんなに歳が近い感覚は無かったけど一個下だったみたい。

何か答えが出るわけじゃないし、私が彼に何かしてあげられるわけでもないけれど。

私、兄弟にはどうにか幸せになってほしいと思ってるんだけど、それと同じくらい君の幸せを願わずにはいられないんだよ。

 

また ゆうきさんにコテコテとか言われちゃうな、私は昼間にのんびりコーヒー飲める大人になってやるゾ。

タイトルにしたわりに一回しか使わなかった。田中。アディオス。